当社では、泡で仏壇を洗浄するという特許を取得した薬品(洗浄剤)を使用しております。
泡洗浄工法 特許番号2033333号(1995年取得)
新泡洗浄工法 特許番号3437385号(2003年取得)
1995年には、特許技術が認められ、NBK大賞マーケティング部門賞を受賞しました。
2003年 新泡洗浄工法 特許取得 | 1995年 NBKマーケティング部門受賞 |
特許技術の安全性
薬品は、仏壇に対する安全性試験をクリアした薬品を調合し使用。伝統工芸品に対する理論的な分析もしており、高度な作業にも対応しております。
類似した会社が近年出てきておりますが、化学的な根拠なく寺院仏具・仏壇に対し作業しており、危惧するところです。
仏壇 泡洗浄 修復 特許工法について
仏壇に使われている素材は、デリケートな素材ですので、普段からのお手入れが難しく、金箔は極めて薄いため少し擦るだけでも剥がれてしまうこともあります。
漆などは、うかつに拭いてしまうと変色することもありますし、細かい装飾などは、少し引っかかるだけでも外れてしまうこともあります。
泡洗浄は、そういった繊細な素材を損なわずに綺麗にする方法として開発されました。
金箔を剥がさないように表面の汚れだけを取り除き、細かな細工の隅々まで入って行きますので、細工の奥の汚れを取り除くこともできます。
この方法は文化財等の保存方法としても使用されている方法であり、科学的な根拠がある安全な方法です。(特許番号 第2033333号・第3437385号)
傷んでいる部分については修復を行ないます。
「温故知新」をコンセプトに、昔の伝統工法を学び、現代の化学を取り入れることで新しい方法を開発しています。
例えば金箔の剥がれ、漆の傷、障子の破れ、金具の錆びや劣化…仏壇の傷みは色々と数多くありますが、現代的な手法や伝統技術を取り入れた方法など、仏壇の傷みや程度にあわせていきます。
仏壇が傷んだ場合は
今まで、お仏壇が傷んだりして修理をする場合は、
- 新しく買い替えをする。
- お洗濯(地方により塗り替えとも)といった方法しかありませんでした。
2番目の方法は、伝統工法による修復方法で
- 工場にて仏壇を解体して、漆や金箔を剥がし、
- 次に各部品ごとに、漆や金箔を施し、
- 仕上がった部品を組み立てる
という方法です。
しかしこの方法は、仏壇職人さんが一つ一つ手間隙かけて行うので、期間は3ヶ月ほどかかり、解体して一からやりかえるわけですから、費用も購入金額の7割~8割が相場となっています。
例えば、100万円で購入した仏壇であれば約70万円以上はかかると言われています。傷みの程度によっては新しいものを造ったほうが早いときもあります。
仏壇が古く、傷みが激しい場合は、泡洗浄でも綺麗にならない場合があります。
その場合は伝統工法にて修復することもありますし、部分的に伝統工法を必要とする場合は、部分的に取り入ることもあります。
仏壇泡洗浄のほか、寺院 仏像・仏具の洗浄や修復も行なっております。
仏像や仏具の場合は、製造された年代がかなり古いものがほとんどです。その仏像や仏具の年代や製造地など調べることで、適した洗浄方法を行います。
特に仏像・仏具になると、綺麗になれば良いというものではなく、長年にわたり拝んできた面影や雰囲気を大切にしないといけません。金具のメッキひとつにしても、電気メッキ、水銀メッキなど、どういった方法でメッキをされているか…など、しっかり調べてから洗浄します。
また、伝統工芸士に相談することもありますし、工業試験所などに持ち込んでテストすることもあります。
施工について(寺院様、一般の客様)
施工については、仏壇の状態やお客様の要望に合わせておこないます。
ご自宅まで出張し施工させていただくことも可能ですし、お預かりして施工することも可能です。
*出張施工
お仏壇が綺麗になるところや施工の様子を見たい方、お仏壇をお家から動かしたくない方は、ご自宅にて施工させて頂きます。
寺院様の場合も同じく、お寺に職人が伺って施工をさせていただきます。
*お預かり施工
普段、お家を留守にすることが多い方や、引越しする際にお仏壇を綺麗にしてから新しい家に届けて欲しい方…などの場合はお預かり施工をさせていただきます。
ご注意下さい!!
仏壇を洗浄という類似業者がございます。
安全性などの根拠も無く、類似しただけの極めて危険な行為です。
こんな業者にはご注意下さい。
- 泡洗浄や当社洗浄剤(メイクリーン)に似せた業者。
なかなか見極めにくいのですが、メイクリーンの写真や資料を使用していたり、特許番号を表示している業者がいます。
特許や化学的根拠もなく、洗剤をかけてアルコールで流すだけの業者がいます。確かに、アルコールをかけると乾燥しますが、洗剤に水分が含まれている場合、表面上乾燥しても洗剤が残留することがあります。そうなると、あとで表面が傷みますので、かえって仏壇の傷みを早めます。
- 消費者センターにも届けられている業者。
- 金箔修復などに、すぐ錆びるような素材を使っている業者。
ホームセンターなどで市販されている「金色スプレー」や「真鍮金粉をニスなどで溶かした、金色塗料」などを使用すると、素材が金以外のもので出来ているため、すぐに錆びてしまいます。
お客様が知らないということをわかっていて、そういった素材を使用する業者がいます。 - 仏壇店や他の業者を極端に非難している業者。
わたしたちは伝統工芸士をはじめ、老舗の仏壇店の方や職人さん、お寺の関係者など、数多くの協力者にお世話になっております。
私達はお互い顔は知らなくても、同じ業界ですので非難をしたりすることはありません。
お互い商売ではありますが、共存を心がけています。 - 極端に安い業者
安いにこしたことはありませんが、物事は「値段なり」です。安いということは、なにか理由がありますので、よく見極めてください。下記のような質問をしてみるのも良いでしょう。
- 洗浄剤の説明をしてもらう、洗剤のパッケージを見せてもらう。
- 実際に本社へ電話して聞いてみる、本社はどこにあるか聞いてみる。
*メイクリーン本社へ電話やメールでお問い合わせいただくと、その業者がメイクリーンのライセンスを持っていて、正規登録されているか回答させていただきます。 - 知り合いの寺院の住職、近くの仏壇店に聞いてみる。
- 実際の施工写真を見せてもらう。
当社は、特許技術(第2033333号・第3437385号)を取得し、安全性試験を通過した薬品のみを使用しております。
寺院・仏壇を子孫に残すための修復・洗浄事業を信頼いただき、NHKはじめ多くのマスコミに取り上げていただいております。